[雅露之音]小林武史 SOLO WORKS [WORKS I]
数量:一枚
曲数:十八曲
発売日:2008年11月26日
発売元:トイズファクトリー
盤種: CDアルバム
レコードNo: TFCC-86280
ふと気がつけば、僕の仕事は本当に多岐に渡ってきている。でもその根底には、何をやるにしても音楽人である自分が絶えず存在している。
そしてそれはこれからも変わることはない。
音楽人・小林武史の仕事の中で、何がメインなのかと言われれば、それはやはり、いわゆる「歌もの」のプロデュースだと思う。
そこの歌い手がいて、曲や歌詞があって、その世界を作っていく音がある、そういう中で僕は、僕のほとんどとも言える時間を費やしているわけだ。
それらの音源は様々なアーティスト名義の曲となって、世の中に発表させてもらっている。
ただ、割合は少ないが、そうでないものを作ることがあって、それがテレビドラマの劇伴であったり、報道番組のテーマ曲であったり、映画音楽であったり、
ある時はコンサートのオープニングのための曲であったり……。
それは、あえて言うなら「アナザー小林武史ワークス」と言えるものかもしれない。ある意味で、主体となるものに対してバックグラウンド的な役割を果たす音たち、
そういったものの制作も長年やってきた。
それらの音は、例えばどうプロモーションしていくかとか、どう人に届けるかとかいうような使命やプレッシャーをあまり感じることもなく、
僕のキャリアを振り返ってみた時にひっそりと点在していた。
ちょうどMr.Childrenの十五周年の「HOME」ツアーで初めてキーボーティストとして自ら参加した時、僕は改めてプレイヤーとしての小林武史の喜びを発見した。
それまでも音楽、映画など、いくつかの業界にいる友人や関係者から、僕の仕事をまとめてみたりする気はないのか、とたびたび言われたりもしていたこともあり、
そのツアーの最中に、僕がやってきた「アナザー小林武史ワークス」に、僕なりに小さなスポットライトを当ててみようかなと思い立った。
これらバックグラウンドのための音楽は、主にピアノを使って音楽の森の入り口をうろうろしながら発想して作ることが多い。
そこに今後、何かのバックグラウンドということとは関係なくても、メロディーやコード、そしてピアノを弾くことそのものを僕なりに探求して行くという、
僕にとってもシンプルのようだが興味深い作業も加えて、「works」シリーズというものを始めてみようと思った。
それは多岐に渡ってきている自分の仕事の中核が、あくまで音楽人・小林武史であるということを、絶えず自分に確認させていくための作業だとも思っている。
そして、それはプロデューサー的に言うと、「小林武史」にとっての新しい発見のためのニュープロジェクトでもあると思っている。
小林武史
曲リスト
01: Theme Of Yen Town -Opening-
作曲:小林武史
02: 手紙
作曲:小林武史
03: Old Market
作曲:小林武史
04: Gold Rush
作曲:小林武史
05: かんしょの唄
作曲:小林武史
06: np
作曲:小林武史
07: AYA
作曲:小林武史
08: 曇った朝
作曲:小林武史
09: Dulcim
作曲:小林武史
10: 時の雫
作曲:小林武史
11: Heart Of HIO
作曲:小林武史
12: 夕刻の部屋
作曲:小林武史
13: Sprit
作曲:小林武史
14: Tattoo
作曲:小林武史
15: Sight
作曲:小林武史
16: Heart of Glico
作曲:小林武史
17: Traveling Bus ~シフクノオトツアー Sound Track~
作曲:小林武史
18: to U(Piano Version)
作曲:小林武史
ALL Music Written by TAKESHI KOBAYASHI
All Music Performed & Arranged by TAKESHI KOBAYASHI
Performed & Arranged by TAKESHI KOBAYASHI & UDAI SHIKA
(Tracks. 2,3,5,6,7,8,10,13,17 & 18)
Produced by TAKESHI KOBAYASHI
资源连接
http://www.namipan.com/d/%e5%b0%8f%e6%9e%97%e6%ad%a6%e5%8f%b2.rar/79741af10ea4ef9872f12df6706b0bb88ec3e2eff4f0c403
[ 本帖最后由 喜欢睡觉 于 2008-12-12 09:02 编辑 ] |